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道草雑記帖

「神楽坂 暮らす。」店主の備忘録/日々のこと/器のこと

七月七日

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荒海や 佐渡によこたふ 天の河

実際に見た景色を描写したものかどうか定かではないらしいのですが、こちらは芭蕉の有名な句。
立秋を過ぎた旧暦の七夕の頃に詠まれたもので、本当は『秋の句』ということになるのですが、真夏である新暦の七夕(=今日)にも諳んじてみたくなる句です。

折しも現在展示中のガラス作家・黒川大介さんの手になるぐいのみは、七夕の夜空とこの名句を連想させてくれるような作品。漆黒のガラスの中に群青のガラスを混ぜ、さらに銀箔を練りこむことで、深淵なる宇宙をイメージした美しい世界を作り上げました。
冷たいお酒を注ぐと、星たちが瞬き、ゆらゆらゆらり。暑い夏の宵に一服の清涼感を運んできてくれます。
まだ梅雨も明けていないというのに、今日は猛暑日。心の中に涼やかな景色を思い描きながら、これから長く続くであろう暑い夏を乗り切ってゆきたいものです。


神楽坂 暮らす。 オフィシャルページ http://www.room-j.jp
夏の夜の夢 ー黒川大介×山下秀樹 二人展ー http://www.room-j.jp/gallery/2016/06/71.php

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